Plasmafit®

初期固定性と挿入性、二次固定性を両立した臼蓋システム

Plasmafit®カップシステムは、特徴的なAnchoring TeethとPlasmapore®µ-CaPコーティングにより、高い初期固定性と二次固定性を提供します。

Anchoring Teethは、釣り針の「返し」のようなデザインで、挿入方向には少ない力で入り、返しの構造により引き抜き抵抗力を向上させます。 これらは放射状に配列され、カップサイズに応じて平均500個配列されています。 これにより回旋抵抗力も向上させます。

Plasmapore®µ-CaPコーティングは、セメントレスインプラント用に開発された表面加工です。30年以上の臨床実績のあるPlasmapore®は、連通性を特徴とする純チタンの表面加工です。 µ-CaPコーティングはカルシウムとリンの比率が1:1と生体に近い特徴により、骨とインプラントの二次固定を促進させます。

インサートには、Biolox deltaとVitaminE配合型Vitelene®ライナーを選択できます。 Vitelene®はビタミンEで安定化された高架橋ポリエチレンです。 水素原子が放出された後のフリーラジカルとビタミンEが結合し、長期にわたって抗酸化性を発揮します。 Vitelene®は熱処理を必要とせず、バランスのとれた機械的特性を有しています。 耐摩耗性と抗酸化性を持つのが特徴です。

以上のデザインにより、プラズマフィットカップシステムは高い初期固定と二次固定を提供します。